06 08 2017 (To Be In The Present) (2017)

On 6th August 2017, I held solo audio visual performance and mixed media installation ‘06 08 2017 (To be in the present)’ - an interpretation of a Samurai tea ceremony, marking 72 years since the bombing of Hiroshima, at White Conduit Projects, London. I created a Zen garden installation with tatami mats given by a tea ceremony house from my home town of Hiroshima, and placed these, rolled up and positioned vertically, next to a stone sculpture. In the darkness, I played strobe light with the sounds of her heartbeat, John Lennon's avant-garde music “Revolution 9” (1968), and the sound recording from the peaceful tea ceremony garden in present-day Hiroshima 1 kilometre away from ground zero, together with the sounds of my own heartbeat.

06 08 2017 (現在にあること) (2017年)

2017年8月6日、ロンドンのギャラリー、ホワイト・コンデュイット・プロジェクツで広島の爆撃から72年目の日に10分間のパフォーマンスを行い、ドキュメンテーションをミックスメディア・インスタレーションとして展示した。

 

これは広島県に400年伝わる武家茶道、上田宗箇流のリサーチから、”今”という時間を解釈したもの。その茶室から譲り受けた畳表でふたつの巨大スピーカーをくるんだ筒型を作り、禅庭を模したような空間を作った。畳表の黄色く褪せた方は2016年に使われた面、裏側の緑色の面は未使用の2017年で、過去と未来を表している。真っ暗闇の中、強力なストロボ装置とともに私の心臓の鼓動、ジョン・レノンの前衛的な楽曲「Revolution 9」(1968年)を流した。朝焼け色の照明が点くと、爆心地から1kmにあったが現在は平和な茶道庭園・縮景園で2017年1月にフィールドレコーディングした川のせせらぎや鳥の鳴声、女性の笑い声などの音を流した。

縮景園は400年前に茶の湯に傾倒した広島の武将が作った庭園。明日の命の保証もなく戦に明け暮れていた武将たちが愛した茶室には、武器を持って入ることが禁じられていた。戦と死が付き纏った武将が茶を点てる瞬間に求めていた心の平穏に、72年前と"今"を重ね、ライブパフォーマンスによって鑑賞者とその瞬間を共有した。

パフォーマンス後は、ふたつの畳の筒を展示し、ひとつはiPadでパフォーマンスのドキュメンテーション・ビデオを、もうひとつは原爆ドームで拾った石とアウシュビッツで拾った石を並べて展示し、石という原子が定着してからの時間と人間との関係性を表した。

Together

After the performance, I danced with the audience, using the same strobe device and lighting equipment used during the performance, to the song "Together" (1990), by Smallage. Our dance celebrated the survival of a stone bridge called 'Koko-kyo' - Japanese for 'Crossing The Rainbow Bridge', which survived despite being only 1km from ground zero. I found hope in the name of the bridge, and the lyrics -  "People of all nations dancing together" reflected my attempt to transcend the differences of nationality and race among viewers.

Together

パフォーマンス後に畳の筒を虹色に照らし、同じストロボ装置とスピーカーを使いSmallageによるディスコ・ミュージックTogether(1990年)をかけて鑑賞者みんなで踊った。すべてが吹き飛んだ縮景園で唯一そのまま残った石橋が「虹跨橋」(ここうきょう)というピースフルな名前だったことに希望を見つけ、“People of all nations dancing together (すべての国の人々が一緒に踊る)”という歌とともに、元は同じ光の中で鑑賞者の国籍や人種の違いを超えることを試みた。

© 2020 by Akari Yasuda